一年の中でも寒さが厳しく、街の動きも鈍くなりやすい時期。
いわゆる閑散期の大阪でタクシーに乗りながら、
この一ヶ月は「どう稼ぐか」よりも、
「自分のペースで一日をどう終えるか」を大切にしていました。
売上の良し悪しを並べるための記録ではなく、
仕事と暮らしを重ねていく過程を残したものです。
今月のテーマ|仕事と暮らしのバランスを崩さない
売上や結果を強く意識するよりも、
仕事と暮らしのどちらかが崩れてしまわないように、
その日の終わり方を丁寧に選ぶことを意識した一ヶ月でした。
タクシーの仕事は、僕にとって大切な仕事です。
サラリーマンとして働いていた頃を経て、
自分の性格に合う働き方として、タクシーの仕事を選びました。
正直に言えば、
今は管理職として働いていた頃よりも、
仕事そのものにやりがいを感じています。
ただ、この仕事を
「競争」や「数字の比較」の場所にしてしまうと、
僕の場合、心がすり減っていくのも分かっています。
1月半ばから3月半ばにかけては、
寒さとともに、どうしても動きが落ちやすい時期です。
だから今月は、自分の中ではっきりと決めていました。
- 売上だけで一日を評価しないこと
- 他人の数字と自分を比べないこと
- 仕事が苦痛に変わる手前で、立ち止まること
これは、気持ちを緩めるための言い訳ではありません。
自分の調子や限界を見失わず、
家族との時間や日々の暮らしを大切にしながら、
この仕事を長く続けていくための選択です。
街の動きが鈍い日の過ごし方
閑散期は、街の動きが鈍い日ほど、
焦らずに自分の気持ちをどう整えるかが大切になります。
以前の自分なら、
「どこかで取り返さなきゃ」と、
つい動きすぎていたと思います。
でも、今月は少し違いました。
- 今日は反応が少ない日だと受け止める
- だから無理をしない
- 判断を荒らさない
焦らず、ただそれだけを意識する。
それを守りながら、一日を進めていきました。
仕事が終わったときに、
「やるだけのことはやった」と、
自分に言える状態で終えること。
そんな終わり方を意識しながら、
淡々と乗務していた一ヶ月です。
もちろん、まだ完璧ではありません。
想像以上に動きが悪い日は、
正直、気持ちが落ち込むこともありました。
仕事の感情を持ち帰らずに終えた一ヶ月
売上や単価とは別の話として、
今月は、引きずるような嫌な出来事がほとんどありませんでした。
仕事なので、細かな出来事はいろいろあります。
それでも、家に帰ってからまで残るような、
重たい気分を持ち帰らずに済んだ一ヶ月でした。
これは、僕にとってかなり大きな変化です。
理由はいくつかあります。
暇な日でも、一日乗務すれば、
誰か一人くらいは「ありがとう」と声をかけてくれたり、
「頑張ってね」と言ってもらえたりします。
売上や単価とは別のところで、
「今日は無駄じゃなかった」と思える瞬間が、
必ずどこかにありました。
もう一つは、途中で投げ出さなかったことです。
無理はしないけれど、
自分で決めたところまでは、きちんとやる。
その積み重ねが、気持ちの切り替えにつながっていました。
適度に休憩を取り、
一度気持ちをリセットする時間を作れたのも大きかったと思います。
以前より、合わないお客さんに対しても、
必要以上に引きずらなくなりました。
長くても、ほんの数十分。
そう割り切れるようになったのは、今月の収穫です。
内向型の人間は、
一つの出来事を何度も反芻してしまいがちです。
平穏に終えられた日が重なっていくことに、
静かな手応えを感じています。
休みの日が、仕事を支えている
この一ヶ月、
休みの日の過ごし方も意識していました。
妻と出かけること。
犬と歩くこと。
何もしない時間をつくること。

大阪では珍しく雪が積もった日。仕事は休みだったので、犬とゆっくり歩きました。
そして、御朱印をいただきながら、
今まで避けていた場所や道を、
自分の足で確かめてみること。

地理を身体で覚えるために立ち寄った、近畿三十六不動尊霊場でいただいた御朱印。
こうした霊場は、
気持ちを整えながら、
地理を身体で覚えていくきっかけにもなっています。
不思議ですが、
一度足を運んだ場所は、
仕事でも自然に通れるようになる。
僕にとってこれは、
効率のための地理ではなく、
抵抗なく動けるようになるための地理です。
タクシーは、自分で選んだ仕事
タクシーは、
僕が人生を立て直す中で選んだ仕事です。
特別に目立つ成果があるわけではありません。
でも、出庫したら目の前の仕事に集中し、
一日を自分の判断で終えられる。
その積み重ねが、
今の暮らしを支えています。
このブログで書きたいのは、
「どう稼ぐか」ではなく、
どう続けているかです。
これからについて
今後も、
売上や本数を主役にした記事は書かないと思います。
代わりに書いていきたいのは、
- 気持ちが揺れた日の対処
- 無理をしなかった判断
- 休みの日の回復
- 御朱印と地理のつながり
内向型のまま、
仕事と暮らしを壊さずに生きる。
このブログは、
そのための記録であり、実験ノートです。
📌 このブログは、「内向型のまま、50代から人生を組み直したい人」のために書いています。
🌿 ひとり時間を大切にしたい方
🛐 御朱印めぐりや一人旅が好きな方
🚖 無理しない働き方を選びたい方
僕の実体験が、あなたの“静かな一歩”のヒントになれば嬉しいです。





