タクシー乗務2025年12月(11/16〜12/15)
2025年12月度(11/16〜12/15)の実働記録をまとめました。
今月は、売上を追う月というよりも「運行リズムを整える期間」。
安全運行を最優先に、日々のペースを見直しながらハンドルを握った一ヶ月の記録です。

1. 実働時間 & 売上サマリー

サマリー表

実働時間 & 売上サマリー(2025年11月16日(日)〜23日(日))
日付 天気 実働時間 乗車回数 売上 主な出来事
11/19(水) 曇のち晴
13.7/7.7
9時間台後半 20本 39,300円 4連休明け、無心で淡々と乗務。新大阪から伊丹空港への手上げロングに恵まれた。
11/20(木)
15.9/6.2
10時間台中盤 15本 33,900円 ルート確認のズレでメーター押し忘れ発生。反省しつつ安全運転を徹底した一日。
11/23(日)
18.2/6.8
9時間台中盤 17本 39,700円 供給過多を実感/運転者証交付数じわじわ増加

※ 以後は安全運行を優先し、乗務時間を抑えた日も含まれています。

実働時間 & 売上サマリー(2025年11月30日(日)〜15日(月))
日付 天気 実働時間 乗車回数 売上
11/30(日)
17.1/6.7
8時間台前半 10本 20,500円
12/2(火) 晴のち曇
20.0/11.1
8時間台前半 14本 26,700円
12/3(水) 曇のち雨
14.4/10.6
8時間台前半 14本 29,500円
12/6(土) 晴のち曇
12.9/3.0
8時間台中盤 11本 25,600円
12/8(月) 晴のち曇
17.4/7.2
8時間台中盤 9本 18,000円
12/10(水)
14.2/4.8
8時間台前半 12本 25,100円
12/12(金)
16.0/6.3
4時間台前半 5本 10,500円

2. 印象的な出来事(2025年11月16日(日)〜23日(日))

1日目:11/19(水)直感が導いたご縁

4連休でしっかりリフレッシュしました。
ただ、予定外に多めに休むと少し罪悪感を感じますねぇ。

今日は気持ちを切り替えて、「無」で淡々と乗務。
こういう日ほど、思いがけないご縁に恵まれるものです。

新大阪駅にお送りしたあと、ふと止まった場所で手上げ!
なんと伊丹空港までのご乗車🙏

無心でいると、流れが自然にやってくるものですね。

空心たく空心たく

【今日の学び】
「無」で走ると、思いがけないご縁が訪れる。


乗車回数20本の内訳

  • ショート・・・5本
    (2,000円未満)
  • ミドル・・・14本
    (2,000円以上〜5,000円未満)
  • ロング・・・1本
    (5,000円以上〜10,000円未満)
  • ロマン・・・0本
    (10,000円以上)

2日目:11/20(木)確認ルーティンの大切さ

ご乗車いただくと、まずは挨拶とルート確認
いつも通りの流れなのですが、今日は少しリズムが乱れました。

自分が思うルートと、お客様の指示するルートが違うと、
頭がそちらに意識を持っていかれるんでしょうね。

その結果――
途中でメーターを押していないことに気づくという失態…💦
思わず「やってしまったー」と声が漏れ、お客様も苦笑い。

こういう日は、不思議と
“もっと安全に走れ”というお告げのように思えるんです。

気持ちを引き締めて、いつも以上に丁寧な運行を心がけました。

空心たく空心たく

【今日の学び】
ルーティンが乱れた時こそ、基本に立ち返り安全第一。


乗車回数15本の内訳

  • ショート・・・9本
    (2,000円未満)
  • ミドル・・・5本
    (2,000円以上〜5,000円未満)
  • ロング・・・1本
    (5,000円以上〜10,000円未満)
  • ロマン・・・0本
    (10,000円以上)

3日目:11/23(日)供給過多を数字で実感した日

昨日は阪神タイガースの御堂筋記念パレード。
御堂筋は9時〜14時ごろ車両全面通行止め。
沿道に集まったファンは約20万人。

通行止めの日は売上が上がる傾向がありますが…

僕はいつも通り「休み」を選びました。笑
(イレギュラーな現場はあまり好きじゃないです)

今日は普通の日曜日。
淡々と乗務しましたが、

関西万博閉幕後、実車率が伸びない…
=暇 & 同じ売上を出すのがしんどい状況💦

原因はある程度わかっていましたが、
実際に大阪タクシー乗務員が増えているのか?

そこで数字を調べました👇

👉公益財団法人大阪タクシーセンター 広報・各種資料

🚕運転者証交付数は “増え続けている”

大阪のタクシー乗務員数は…
ここ2年で大きく増加

📌 車両数は微減
📌 乗務員数は約16%増

つまり…

供給過多の波がきてる!

下のグラフを見るとわかりやすいですが、
じわじわと右肩上がり↓

R5.4〜R7.10の運転者証交付数の推移を示した棒グラフ
参考資料:公益財団法人大阪タクシーセンター業務統計レポート

令和5年4月〜令和7年10月の推移を見ると…
運転者証交付数は約2,700人増えています。

背景:なぜ増えた?

✔ コロナ禍で一度激減
✔ アプリで稼ぎやすい時代が来た
✔ インバウンド復活
✔ 再就職先として注目
✔ 関西万博中盤〜後半は大盛況

→ 未経験でも稼げていた時期

しかし今は…

📉 万博終了
📉 インバウンド落ち着く
📈 乗務員数は増加続行

完全に供給過多

万博終了後のアプリ鳴りの弱さや市内の空車増加は、数字が裏付けてくれていました。

これから必要になる3つの力

タクシー乗務は“実力社会”へ
内容 なぜ必要?
地理判断力 1本の価値を上げる 競争の差が出る
臨機応変さ 天気・イベント対応 チャンスを逃さない
継続力 安定が最強 運が流れを作る

ネガティブを見れば不満があふれる。
ポジティブを見れば心は穏やかになる。

タクシーは
「心の捉え方の修行」でもあると感じています。

空心たく空心たく

【今日の学び】焦らず、安全運転で積み重ねる。郊外でもご縁をつかむ力を育てる!

乗車回数17本の内訳

  • ショート・・・10本
    (2,000円未満)
  • ミドル・・・7本
    (2,000円以上〜5,000円未満)
  • ロング・・・1本
    (5,000円以上〜10,000円未満)
  • ロマン・・・0本
    (10,000円以上)

2. 安全運行を最優先にした後半の乗務(2025年11月30日(日)〜15日(月))

4日目以降は、これまでとは明らかに違う意識での乗務になりました。

無事故・無違反の期間が終盤に差しかかるにつれ、
「ここで万が一があれば、これまで積み重ねてきたものがすべて無になる」
そんな思いが、日に日に強くなっていったからです。

正直に言えば、ハンドルを握ること自体が怖くなりました。
だからこそ、有給をすべて使い、必要最低限の乗務に切り替え、
売上よりも安全を最優先する判断をしました。

この期間の乗務は、決して楽なものではありませんでした。
ただ安全な道を選び、急がず、焦らず、
時間が過ぎるのを待つような運行。

「早く終わってほしい」と感じた一日もあります。
思い出したくないほど、長く感じた日もありました。

それでも今振り返ると、
あの判断は間違っていなかったと、はっきり言えます。

売上よりも、自分と周囲の安全を守ること。
それを最優先にしたこの後半期間は、
ドライバーとしての“覚悟”を静かに試されていた時間だったように思います。

3. 12月度営業効率の総評(2025年11/16〜12/15)

12月度は全9.5日間の乗務となりました。

売上だけを見れば、正直に言って物足りない月だったと思います。
ただ、この月を振り返って強く感じるのは、
「今の自分にとって、何を最優先すべきかを見失わなかった」という一点です。

特に印象に残っているのは──

  • 前半は通常運行でリズムを作り、無理のない形で月をスタートできたこと
  • 後半は売上よりも安全を最優先し、判断をブレさせなかったこと
  • 「稼がない判断」もまた、プロとして必要な選択だと実感できたこと

ハンドルを握りながら、時間が長く感じる日もありました。
正直、楽しい乗務ではありませんでした。

それでも、
事故を起こさず、誰にも迷惑をかけず、無事に一日を終える。
この当たり前を守りきれたことは、今の自分にとって何よりの成果です。

帰庫後のキンキンに冷えた炭酸水が、
この一ヶ月をやり切った証のようで、静かに身体に沁みました 🥤

4. 次のクールに向けて

タクシーの乗務サイクルは15日締め。
次のクールは1月度、実質的に2026年のスタートになります。

12月後半は、意識的にハンドルから少し距離を置き、
身体と気持ちを整える時間を取りました。
この「間」を挟めたことも、今振り返れば必要な工程だったと思います。

そして1月度は、通常運行に戻ります。

無理をするつもりはありません。
もちろん、無事故・無違反・人様に迷惑をかけない運行が最優先です。

ただ、

  • 乗務時間を少しだけ伸ばす
  • 乗務日数を増やして、流れに乗る機会を増やす
  • 今の市場環境を正面から受け止め、淡々と積み上げる

そのくらいの「前向きな調整」はしていこうと思います。

2025年は、どちらかと言えば守りを意識した一年でした。
だからこそ、2026年は――
これまで積み重ねてきた経験を土台に、
一段ギアを上げて走る年にしたい。

焦らず、驕らず、足元を見ながら。
自分のペースで、次のステージへ進んでいきます。

この後は2026年1月度の実働記録へ続きます。


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80点からの挑戦──50代タクシー運転手、3年目の決意