内向型は「納得」が整ったときに動ける|静かに働き方を変えた僕の決断プロセス

ここまでの記事では、
内向型が消耗を減らしながら働くための整え方を、順番に整理してきました。

「消耗の正体」から始まり、
働き方の選び方、
環境の見方、
そして今の場所で消耗を減らす調整まで。

(まだ読んでいない方は、まずこちらからでも大丈夫です)
👉 仕事を変えずに消耗を減らす|内向型が続けられる“調整”の考え方

この記事は、その先の段階です。

内向型が無理なく進む順番は、次の3つです。

  • ① まず、消耗を止める
  • ② 次に、準備を整える
  • ③ それから、静かに動く(この記事)

消耗を止め、自分なりの準備が整ったあと、どう動くか。

転職をすすめる記事ではありません。
焦って決断するためでもありません。

内向型が納得できる形で動けるようになるまでの考え方を、
僕の経験をもとにまとめます。

内向型は「勢いの決断」が合わないと感じやすい

転職や働き方の変更は、人生の大きな決断です。

内向型でも、
勢いで決めて動くこと自体はできます。

僕自身もこれまで、
流れやタイミングで決断して動いたことは何度もあります。

でも振り返ると、
自分の中で納得しきれていないまま動いたときほど、
あとから違和感が残った
と感じています。

むしろ内向型は、

  • 本当に大丈夫か
  • 続けられるか
  • 後悔しないか

こうしたことを、かなり長く考え続ける傾向があります。

これは弱さではなく、特性だと思います。

そして僕は、この感覚を無理に変えなくていいし、
むしろ大事にしてほしいと感じています。

内向型は、思考回路が長いと言われます。

ひとつの出来事を、
いろいろな角度から検討して、
納得できるまで考える。

だから決断には、
時間がかかることも多い。

でもその分、
納得して動いたときの安定感は大きい

僕はそう感じています。

動けるようになるときは「不安が消える」のではなく「納得が残る」

転職を考えるとき、
「不安がなくなったら動こう」と考える人は多いと思います。

それで動ける人もいます。

でも僕の場合は、少し違いました。

不安が消えたわけでも、
自信がついたわけでもありません。

ただ、ある時から、
もう戻らないだろうなという感覚が残りました。

役職や評価の中で働くことよりも、
自分で選んで働く形のほうが
自分に合っていると感じ始めていたからです。

不安はありました。

でもそれ以上に、
このまま続けないほうがいいという納得がありました。

僕が動いたのは、
不安がなくなったからではなく、
自分の生き方の軸が変わっていたからだと思います。

これは僕のケースなので、
すべての内向型に当てはまるわけではないと思います。

でも少なくとも僕は、
「納得できる働き方に移りたい」という感覚が残ったときに、
動いていました。

内向型は「制度や仕組み」を整えてから動くほうが安心できる

内向型は、勢いだけで動くことが苦手です。

だからこそ僕は、
環境や条件をできるだけ整えてから動くことを大事にしてきました。

転職や働き方を変えるときも同じです。

気持ちだけで飛び出すと、
あとで不安が大きくなる。

でも、

使える制度や仕組みを知っているだけで、安心感はかなり変わります。

タクシー業界では通常、
入社後に会社負担で二種免許を取得する仕組みがあります。

僕の場合は少し違っていて、
入社前の段階で大型二種免許を取得した状態で入社しました。

前職の退職までの有給期間を使い、
教育訓練給付制度を利用して取得しています。

会社負担ではなく、
自分で取得する形を選びました。

これは良し悪しではなく、
僕の性格の問題です。

会社に依存する形よりも、
自分で準備しておきたかった。

そして結果として、
無職期間を作らずに転職できています。

大型二種はバスにも乗れる資格ですが、
当時バスへ進む予定があったわけではありません。

ただ、

もし将来何かあったときに、選べる道がある状態

それを持っておきたかった。

内向型は、
「選択肢がある」と感じられるだけで安心できるところがあります。

だから僕は、
可能性として持てるものは持っておこうと考えました。

これは真似する必要はありません。

でも、

「社会には使える制度がある」と知っているだけで、動きやすくなると思っています。

たとえば転職の場面でも、

  • 教育訓練給付制度
  • 失業給付
  • 職業訓練
  • 再就職支援制度

こうした仕組みがあります。

知らないまま動くのと、
知ってから動くのとでは、
安心感はかなり違います。

内向型は、
リスクを減らせる要素があるだけで、
動きやすさが変わるところがあります。

これは確かです。

内向型は、リスクを減らしてから動くほうが合っています。

だから、

内向型は、気持ちだけで動くよりも、
安心材料がある状態のほうが動きやすいところがあります。

制度や条件を知っているだけでも、
「動いても大丈夫」という感覚が持てる。

僕にとっても、それは大きな支えでした。

動くときは「いきなり変える」より「試しながら変える」

僕は転職を決める前から、
少しずつ働き方を変える準備をしていました。

  • 一人の時間を増やす
  • 情報量を減らす
  • 人間関係の距離を調整する
  • 生活をシンプルにする

こうした変化を試す中で、

自分が楽に生きられる条件が見えてきました。

いきなり転職するよりも、
この試運転があったことで、
納得して動けたのだと思います。

内向型の決断は「静かに進む」

内向型の転機は、
外から見ると派手には見えません。

僕自身も、感情を大きく表に出すタイプではありません。
だからよく「何を考えているのかわからない」と言われます。

でも内側では、
長い時間をかけて整理が進んでいます。

僕の場合も、

ある日突然決めたように見られていますが、
実際にはかなり前から整っていました。

そして動くときは、

もう無理ではなく、
もう決まっているに近い感覚でした。

こうなると、
外からの意見にあまり左右されない強い意志が働くのも、
良し悪しかもしれませんが、内向型の特徴だと感じています。

まとめ:内向型は「納得できる形」で動けばいい

転職や働き方の変更は、
正解があるものではありません。

ただ僕が感じているのは、

内向型は、納得して動いたときに安定するということです。

焦る必要はありません。

勢いも必要ありません。

整って、納得して、動く。

それが内向型らしい進み方だと、
僕は思っています。

もし今、「まだ動けない」と感じているなら、
その前に“整える段階”が残っているだけかもしれません。
👉 仕事を変える前に、内向型が静かに整えておくこと


📌 このブログは、「内向型のまま、50代から人生を組み直したい人」のために書いています。
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