50代でタクシー転職して2年|未経験から働いてわかったリアルと本音

僕は49歳で管理職を辞め、未経験からタクシードライバーへ転職しました。

そして2025年8月、タクシー運転手として丸2年を迎えました。

「転職して、本当によかったのか?」

2年間働いた時点での僕の答えは、
「正解だった。点数をつけるなら80点」です。

もちろん、楽な仕事ではありません。

地理、安全運転、売上、接客、体力。
最初は想像していた以上に大変でした。

それでも、管理職時代とは違う働き方の中で、
自分に合う仕事の形が少しずつ見えてきました。

この記事では、50代を前にタクシー業界へ転職し、
丸2年働いて感じたことを本音で振り返ります。

49歳で未経験のタクシー業界へ

2023年7月、僕は49歳になりました。

その頃には前職を辞めることを決め、
新しい働き方へ向けて動き始めていました。

有給期間中に中型免許の限定解除を取り、
そのまま大型二種免許を取得。

そして2023年8月、タクシーの研修を経て乗務を始めました。

当時のメモには、こんなことを書いていました。

来年50歳を迎えたとき、
「あのときの選択は正しかった」と言えるようにしたい。

この1年は修行だと思って、素直に学ぼう。

今読み返すと、ずいぶん気合いが入っています。

でも実際に乗務を始めると、
そんな余裕はすぐになくなりました。

想像以上に大変だった新人時代

タクシーの仕事を始めて最初に感じたのは、
「思っていたより難しい」ということでした。

  • どこを走っているのか分からない
  • 地名がなかなか頭に入らない
  • メーターや配車アプリの操作に追われる
  • ナビを見る余裕すらない
  • 乗務後はクタクタになる

転職前には、
「英語も覚えたい」
「ブログも再開したい」
と思っていました。

でも最初の頃は、
英語どころか大阪の道を覚えるだけで精一杯でした。

ブログを書く余力もありません。

帰宅したら、とにかく寝る。

新人時代は、そんな毎日でした。

それでも少しずつ仕事に慣れていった

乗務を続けていると、
少しずつ景色が変わってきました。

地名がつながるようになり、
「この道ならあそこへ行ける」
という感覚も増えてきました。

配車アプリやナビも、
以前ほど慌てなくなりました。

もちろん、今でも分からない場所はあります。

大阪は広いですし、
毎日のように初めて行く場所があります。

でも、
分からないことがあっても対応できる
という感覚は少しずつ身につきました。

新人の頃とは違い、
ようやく仕事の中に少しだけ余白ができてきた。

その余白ができたことで、
2年前に考えていたブログも再び始めることができました。

タクシー転職は正解だった?僕の答えは80点

たくじんたくじん

なあ、マルくん、プーくん。ちょっと聞いてくれる?

プーくんプーくん

なんや?

マルくんマルくん

うん、いいよ〜。

たくじんたくじん

タクシーに転職して2年経ったけど、自分に聞いてみたんよ。「転職してよかった?」って。

プーくんプーくん

で、答えは?

たくじんたくじん

正解やったと思う。点数なら80点かな。

マルくんマルくん

80点!何が良かったの?

僕が「転職してよかった」と感じているのは、
主にこんなところです。

  • 転勤や人事異動への不安がなくなった
  • 管理職時代の人間関係のストレスが大きく減った
  • 一人で動く時間が増えた
  • 自分のペースで仕事を組み立てやすくなった
  • 直接「ありがとう」と言ってもらえることが増えた

特に大きかったのは、
仕事の主導権を自分で持てるようになったことでした。

売上も休憩も、ある程度は自分で考えて動きます。

誰かの指示を待つのではなく、
その日の状況を見ながら自分で判断する。

この距離感は、僕には合っていました。

プーくんプーくん

ほな、残りの20点は?

たくじんたくじん

まだまだやな。安全運転も営業も、健康もブログも。これからの自分に残してる20点や。

タクシーに転職して、楽になったこと

前職では、管理職として人を評価する立場にいました。

転勤、人事異動、昇格、降格。

組織にいる以上、
自分だけでは決められないことがたくさんありました。

今は、そうしたストレスがかなり減っています。

もちろんタクシーにもプレッシャーはあります。

売上、安全、接客。

でも僕にとっては、
自分で調整できるプレッシャーの方がまだ向き合いやすい。

「今日は少し疲れているから無理をしない」

「このエリアは苦手だから早めに戻る」

「今日はここまでにして帰ろう」

そんな判断を自分でできることが、
今の僕には大きいです。

逆に、タクシー転職で大変だったこと

良いことばかりではありません。

タクシーは安全にお客様を目的地まで運ぶ仕事です。

事故のリスクもありますし、
常に周囲を見ながら運転する集中力も必要です。

長時間座っているので、
思っていた以上に身体にも負担があります。

そして歩合制なので、
仕事の結果が収入に反映されやすい。

自由な反面、
自分で自分を管理する必要がある仕事でもあります。

僕自身、売上を追いすぎたり、
無理をして働いた時期もありました。

だから今は、
「どれだけ稼ぐか」だけではなく、
どうすれば安全に長く続けられるかを以前より大切にしています。

2年働いて見えてきた、自分に合う働き方

タクシーに転職して、
一番大きく変わったのは仕事そのものよりも、
働き方に対する考え方だったのかもしれません。

以前は、
頑張るなら限界までやる。

周りより成果を出す。

そういう感覚が強かったと思います。

でも今は少し違います。

僕が大切にしているのは、次の4つです。

① 安全を最優先にする

無事故・無違反。

売上よりも、まず無事に帰ること。

タクシーを長く続けるなら、
結局これが一番大切だと思っています。

② 人と比べすぎない

タクシーの売上は日によって変わります。

他人の売上を見れば、
焦ることもあります。

でも今は、
自分の目標を守ればいい
と思うようになりました。

③ 限界を追わない

体力も集中力も無限ではありません。

無理して1日だけ頑張るより、
無理なく続ける方が自分には合っています。

④ 仕事以外の余力を残す

仕事が終わったあと、
何もできないほど疲れていたら、
働くことだけで毎日が終わってしまいます。

ブログ、家族との時間、犬との散歩、神社仏閣への参拝。

そうした時間を残せる働き方を、
今は大切にしています。

50代未経験でもタクシー運転手になれるのか

僕自身は49歳で未経験から入りました。

なので少なくとも、
「50代目前だから遅い」ということはありませんでした。

ただし、
年齢だけで判断できる仕事でもないと思います。

運転、安全意識、接客、体力、
新しいことを覚える姿勢。

そうしたものを一つずつ身につけていく必要があります。

僕も最初からできたわけではありません。

分からないことだらけの状態から、
少しずつ慣れてきました。

だから今、
50代からタクシー転職を考えている人がいたら、
「できる・できない」を年齢だけで決めなくてもいいのではないかと思っています。

この記事では、僕自身がタクシーへ転職してから2年間の体験を中心に振り返りました。

もし今、
「50代から本当にタクシーへ転職できるのか」
「収入はどうなるのか」
「どんな会社を選べばいいのか」
と具体的に考えているなら、
僕が未経験から3年間働いて分かったことを、別の記事にまとめています。

仕事内容や収入、昼勤という働き方、
実際に感じたメリット・しんどさ、
会社選びで確認したいことまで、
これからタクシー転職を考える人の判断材料になるように整理しました。

👉 50代未経験からタクシー運転手へ転職|4年目の現役ドライバーが仕事・収入・向き不向きを解説

この記事を書いてから1年。今もタクシーを続けています

この記事を書いた2025年8月から、
さらに1年が経ちました。

2026年8月、
僕はタクシードライバー4年目に入っています。

そして現在は、
自分が乗務するだけではなく、
新人ドライバーの側乗研修を担当する機会もいただくようになりました。

新人さんの横に乗って仕事を伝えていると、
自分が最初につまずいていた頃を思い出します。

道が分からない。
操作に迷う。
判断が遅れる。
それでも安全に運転しなければならない。

3年前は自分のことで精一杯だったのに、
今は誰かに仕事を伝える立場になりました。

自分でも少し不思議な感じがします。

もちろん、
4年目になったから何でも分かるわけではありません。

今でも迷いますし、
毎日の乗務で新しく学ぶこともあります。

それでも振り返れば、
49歳で選んだタクシーという仕事は、
少しずつ自分の働き方になってきた
ように感じています。

タクシー転職して3年。僕の答え

改めて、
「タクシーに転職してよかったか?」
と聞かれたら、
今も答えは変わりません。

転職してよかったと思っています。

管理職を辞めたことで失ったものもあります。

収入、立場、安定。

その一方で、
自分のペースで働くことや、
自分で仕事を組み立てる感覚を手に入れました。

どちらが正しいという話ではありません。

僕の場合は、
今の働き方の方が自分に合っていました。

だから80点。

残りの20点は、
これからの自分に残しておこうと思います。

この記事から次に読んでほしい記事

僕がなぜ16年間続けた管理職を辞めたのか。
そのときの迷いや、辞めてから気づいた本音はこちらにまとめています。

👉 50代で管理職を辞めたリアル|働き方を変えて気づいたこと

内向型の自分に合う働き方については、
シリーズとしてまとめています。

👉 内向型の働き方シリーズ

タクシーの仕事について書いた記事はこちらです。

👉 タクシーの仕事の記事を読む

このブログ全体については、
「はじめての方へ」にまとめています。

👉 はじめての方へ|このブログについて


📌 このブログでは、50代から働き方や生き方を自分に合う形へ整えていく実体験を綴っています。
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🚖 無理しない働き方を選びたい方
僕の実体験が、あなたの“静かな一歩”のヒントになれば嬉しいです。

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